muma

2009年03月03日

二回目の空気の時。

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  花が咲いた。



 
 
 
 
 鬱ぐ事も出来ず。
 二回目の空気。
 全部、嘘の様に。
 近道は。
 はじまりとおわり。

 
 
 
 今日の夢。

 ミカンと言う名の小学生の少女の誕生日。大きな未来科学館。エントランスホールの大きな噴水は、今まで不可能だと言われてきた技術で作られている。まだ水の出ていない噴水の前には、興奮も緊張もせず穏やかな笑みを浮かべたミカンが立っていて、時を待っている。待っているのは彼女だけではなかった。周りには同級生か、小学生が皆、一様に流動形の噴水を見上げて取り囲み、静かに、待っていた。私には子供達が誰一人、親と一緒に居ないことを不自然に感じた。
 はっと息を飲む様な空気の間の後。ざっと、水と一緒に、光を固形物にしたようなものが噴水から沸き上がった。わぁっと周りの子供達から歓声が上がる。ミカンは噴水の前に直立したまま、ひたすら微笑み続けた。小学生達は跳び跳ねて喜んでいる者もいるが、殆んどが泣き崩れていた。「やっと…やっと…」「どれだけ…やっと完成…」と泣きながら呟く姿はどう見ても子供でしかないのだが、永く耐えた年月を過ごした人間に思えた。
 
 
 


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2009年02月23日

「君は傲慢な人だ」。

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  斯の悔しさ、何処へ遣れば。


 
 
 枕の向きを変えたら、夢を見た。
 
 幼い頃の姉弟達。私の歳は今のままで不自然で、それは私も分かっている。昔、両親のテニスに連れられて行った、合宿所へ行く事になって、私は駅で家族と待ち合わせをしている。家族と合流してエスカレーターでバス乗り場へ向かう。駅のエスカレーターが八列、隙間無く並んでいて、流石に多過ぎだと思う。私は端から二つ目に乗る。わーいわーいと幼い姉と弟は一番端のエスカレーターに乗って掛け降りて行く。走るなってーと声を掛ける。エスカレーターは下に行くにつれて有り得ない角度でぐるぐる回ったりうねりながら進んで行く。やっと降りてバス乗り場へ向かって歩くが、後ろから父が、時間に間に合わない、走れーと叫ぶ。きゃーと子供達が走り出す。
 
 エスカレーター以外は全く普通の情景だった。
 懐かしい風景。
 
 
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  遣る気を出す為、
  真緑色のビデオを、


 
 観ながら作業。済みません。
 一度目は正座で(苦笑)鑑賞。
 二ターン目からは作業をしつつ拝聴。
 「今夜だふ」が好きなのだもの。
 
 
 


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2009年01月21日

鋸と金鎚と朝食。

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 今日の夢。



 知り合いのY田君とH氏と知らない女の子でカラオケに行く事になる。知らない女の子は私の後輩らしく、若いからか少し苛立つ程度にきゃぴきゃぴしていて、おかっぱと長いツインテールを両方合わせた髪型をしている。何だかダブルデートらしいけれど彼女はH氏を狙っている様で、無理矢理腕に掴まったり顔を覗き込んで話しかけている。私はY田君を如何とも思っていないので、当たり障りの無い話をしながら歩く。Y田君が「ここだ。」と言って、高架下にあるボロボロのアパートの様な建物に入っていくので着いて行く。と、中はぼろぼろながらもカラオケ店で、「予約していたY田です」と彼が言うと案内される。予約が要る様には思えないほど誰もいなかった。そして、ぼろい(苦笑)。個室の中も予想に違わず。先ず、部屋は畳にぺらぺらで毛玉だらけの絨毯が敷いてあるので、靴を脱いで上がる。壁は砂壁。そして、掘り炬燵。私は一気に歌う気も失せ、自分の曲が決まらない振りをしながら、全然暖まらない掘り炬燵で皆が歌うのを聞いている。


 Y田君には年末に会ったのですが、何故斯くも変なイメージが。



 蒸し鍋とか言うものの特集を見て、味ぽんを買って帰った。
 簡単な選択。
 安易な選択。

 うちには鰹節も昆布も海苔も味ぽんも無いんです、なんてもう言わないんだから。




 …海苔は餅を食べ続けて居たから無くなったんだけれど。
 …其れから昆布は元々無いんだけれど。
 料理を面倒がらない人間に成りたいなぁ。

 うちには電動ドリルと鋸と金鎚とハンドルーターとハンドミキサーとウクレレが有ります。
 

 
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 ぎゃん氏、塩羊羹有難う。
 変な羊には困ったけれど。
 一本いけるよね。ね。



 


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2008年11月10日

記憶に在る失望こそ。

 
 先日の夢。
 
電車の中。吊革に掴まっている。
急に白濁する視界。意識。
落ちる涙。
隣の女の人が手でうけとる。
「おとしましたよ。」
握った手を私の目の前でひろげる。
目を瞠る。桃色のきれいな水の珠。
彼女が手を傾けるので、おずおずとうけとる。



「ありがとうございます。」
笑顔。
女の人は降りる。
少し見送る。
珠を見る。桃色。

「おちましたよ。」
はっと振り向く。最初と同じ景色。隣には女の人。
男の人が手を差し出す。
手のひらに緑の珠。
ちがういろ。
「ああ、すみません。」
うけとる。
 
 
 
 
 何も思い付か無いのです。
 限った事じゃ無いのです。
 只、洗濯をして掃除をして料理をして。
 今日は貰った鯵(かな…?)の小さいのに片栗粉を着けて(「かーたくりこー!」と右手を掲げて低い声で叫びながら)多めの油でじっくり両面焼いて。
 其のフライパンの端で野菜を炒めて味付き味噌(愛知県民ぽいわ)で和える。
 後、ごはん。
 の後、プリン。
 漫画を読んだり。(「パノラマ島綺譚」江戸川乱歩と丸尾末広だなんて…!)
 インスタントなのにふかふかに泡立つモカラッテにアイスを浮かべて戴いたり。
 テレビを聞きながら編み物をする。(レース編み用の糸で立体花モチーフを作ろうとしたら物凄く細かかった。)
 するしかなくて。
 するしかなくて。
 然んな筈は無くて。
 嗚呼厭だ。
 何も思い付か無い。
 普通の生活が出来て居る。
 出来て居るのになぁ。
 
 
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2008年11月08日

夜のキリンは。

 
 先日の夢。

 姉の結婚式と弟の就活に付き合うのだとかで、見知らぬ駅に居る。駅前で待ち合わせで、とても広くて怖いくらい綺麗な駅内を歩いて進み、併設されているこれも無駄にでかい駅ビルに繋がる橋の上。渡った向こう側で姉がぴょんぴょん跳び跳ねて、浮いた瞬間毎回違う変なポーズを空中でとりながら手を振っている。相変わらず器用だなぁと思いながら手を振り返して走り寄る。と、駅ビルの壁がガラス張りで、橙色の高級な灯りに引かれて覗くと中は美術館だった。姉に「ちょっと寄って良い?」と言って中に入り、ミュージアムショップを見る。余りにじっくり見ていたからか、姉が「ちょっと時間ないから先に行くよ。まあゆっくり見てから来なよ。」とさっさと出て行ってしまった。あっと思って振り返るけれど既にいない。私はどこに行けば良いのか詳しく知らなかったんだと気付く。追って出ると階段を降りてタクシーに乗っている。追いかけるも間に合わず、私も直ぐタクシーを呼んで乗り込む。前を指差して「あのタクシーを追って下さい!」と、ドラマみたいだわと思いながら言う。すると車が動く前にパッと助手席と後ろのドアが開いて、見知らぬ男の人と女の人が乗り込んできた。えっと戸惑っていると運転手が振り返って私に「相席、いいですか?」と言う。相席ぃ?と抗議する前にタクシーはすっと発進してしまう。乗り込んできた二人が行き先を言うので、私もうろ覚えの結婚式会場のホテルの名を言うと、「じゃあ近い順にまわりますんで。お客さんでお客さんでお客さんね。」と最後にされる。日は傾いてきていて、間に合うのか不安になる。窓ガラスに頭をもたれて流れる街並みを眺めるが、気ばかり焦る。先ず助手席の男の人が降りて、しばらく走ってから隣に座っていた女の人も降りた。もう夕暮れで空の半分は濃い藍色になっている。タクシーは急に住宅街に向かい、車一台しか通れない細い道に入っていく。私の不安を察したのか、運転手が「この時間帯は帰宅ラッシュで大きい通りは混みますからね。」と言った。大丈夫かしら。大体、会場もそのホテルで合っているのかしら。何時までに着けば良かったんだっけ。するとタクシーが止まる。着いたのかと自分でドアを開けて降りると。目の前に大きな電波塔。が遮るだけの夕日。小高い丘の上に電波塔は残り少ない橙色の中、黒々と恐ろしくそびえ立っていた。その骨組みだけの塔の隙間から群青の雲に小さな橙色の日が沈んでいった。余韻の山吹色が群青と混ざって緑めくのをただただ突っ立って見ていた。後ろからふらりと運転手が歩み寄ってくる。くるりと振り返る。帽子を目深に被って俯いてゆっくり歩いてくる運転手は、存外若い男なのだと気付いた。男の後ろの暗がりから小さな柴犬が走って来るのが見えた。運転手はじゃれついてくる柴犬を撫でながら「やっと二人きりになれましたね。着きました。私が案内します。」と言って私の横を通り過ぎ、電波塔に手をかけると身軽に登り始めた。柴犬もついていこうと跳び跳ねて登っていくが、細い柱には乗れず直ぐ落ちている。私は本当は何処へ行くのだったのかを思い出そうとしながら塔に手をかける。と、後ろから呻く様な声が聞こえて振り返ると、両手にガラス瓶を持った男が近付いて来ていた。ふらふらと足取りは危うく、ぶつぶつと何を呟いているのかは聞き取れないが、とにかく分かった。この男は私に殺意を抱いて此処に来ている。運転手が上から「早く登れ!」と叫ぶのと同時にガラスの割れる音。男が右手に持ったガラス瓶の底を地面に打ち付けて割ったのだ。そのまま振り上げて殴りかかってくる。うわぁと左に転がる様に避ける。と男は右手のガラス瓶を勢い任せて投げてしまった様で、丘の向こうの草むらに落ちていった。ちっと舌打ちしながら振り返り、今度は左手の瓶を振り上げ、る前に私は走り寄り、瓶を持つ左手首を掴んで思わず投げる。倒れた男が取り落とした瓶を私は素早く拾うと直ぐに地面に叩きつけて粉々に砕く。はあはあと息をしながら起き上がろうとする男を見ると、その目は全く殺意を削がれていなく、ぞっとする。男の目はずっと私が左肩に掛けていた赤い鞄に向けられていた。はっと思い付く。鞄の中身。私はざっと踵を返して走り、電波塔の向こうに見えていた近くの工事現場用の二階建てのプレハブ小屋の外付け階段を駆け登った。あの男がガラスを使って攻撃してくる、いや、使ってしか攻撃出来ないのなら、私の鞄に入っている姉に贈る為に作ったグラスも存在自体が武器として今は在る、と言う事だと思い至った。がらりと戸は鍵もなく開いた。中は明かりが着いていて、床も壁も天井も全面フローリングで大きな窓が二つあった。がっと窓を開ける。グラスを鞄から取り出すと躊躇わず投げる。下からガラスの割れる音がした。私は泣いている気がする。自分で作ったものを自分で壊さなければならない、自分の作ったものが凶器にしかならない悲しみ。

 寒く成って来ました。
 夢も良く見る様に成るかしら。
 只、寒くって眠りが浅いから良く覚えて居られるだけなのでしょうけど。


 


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2008年11月05日

赤いもの。

 
 先日見た夢、の覚書。

 バスツアー。
 小さい頃の姉と弟と。
 ビニルハウスイチゴ狩り、巨大たんぽぽの研究をしている彼女。
 紫色で肉厚な花びら

 覚書では覚えて居られませんでした。


 偶然を装って出逢えた方に、向かう電車内で作っていた赤い毛糸の薔薇を全てあげて仕舞いました。


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 蛙柄の蛙に折られた手拭いを買いました。





 蛙の折り方付きで、「広げて仕舞うのが勿体無い!」等と言わずに使った後も又、折れますからねと言う心遣い。素敵。


 「EGO-WRAPPIN'は聞かないのに、何で中納良恵はこんなに格好良いんでしょうか」と言う方と御買い物。
 多分、向井秀徳氏だからぢゃないですか。と運転しながら答え。
 古着屋さんで赤い上着を買いました。
 緑のワンピースを買いました。
 左の袖口が少し破れていたので安くなって居ました。
 アップリケの出番ですね。レースを付けても良いかもですね。

 
 やっと念願のゴミ箱を買いました。

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 真っ赤でシンプルな形。素敵。





 青林檎を戴きました。

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 爽やかな香り。素敵。










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2008年10月04日

ハイ、ライト。

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 今日の夢。
 
 さて職場から帰ろうと、各部屋の照明を消していると、作業に来ていたM兄さんも丁度帰るところだったようで、電気ポットの電源を切ってくれている。「あ、もう帰りますか〜。」と最後に事務部屋の電気を消そうとしたら、M兄さんが「ちょっと待って。最後に吸ってから。」と煙草を取り出す。ハイライト。あれ、おかしいな。M兄さんはお酒も煙草も全く駄目でチョコケーキが大好きな健康人間な筈なんだけど。

 其れだけでした。
 

 ナムルを作って食べようと、萌やしと舞茸と胡瓜を買って帰るけれど。
 食べる気がしなくなった。
 又、編物がしたくなる寒さになってきましたね。
 其の前に、絵を完成させなくては。
 枠の中の部屋の中の、夜の公園。
 黒く光る外灯。
 滑り台。
 海の様な草原。
 後は、何にしようかな。

 



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2008年08月27日

うささん。

 
 久し振りの夢。

 母方のおばあちゃんちの居間に私の家族と祖父母がいる。皆は今現在よりも若く、私達は小学生位の年。皆で居間の大きなホットカーペットに座って談笑している。私だけは落ち着きなく立ち上がったり座ったり廊下に出たりしていたが、つまらなくなって仏間へ入る。襖をがっと開けるとそこには六十センチ程の大きなうさぎがぺたんと座っていた。白と薄い茶色が混ざった毛がふかふかのうさぎ。私は「わぁ、うささんだー」と喜び、がしっと抱きつく。とても柔らかくてふかふかだ。まるでうささんではない様だと思う。満足して、うささんを残して居間に戻る。と、皆、奥の食堂に移動しており、テーブルを囲んで座っている。私も食堂へ入って直ぐの壁に寄りかかって皆の話を何となく聞いてはいるが、さっきのうささんの触感がずっと気に掛かっている。あれは本当にうささんだろうか。いや、うささんじゃない、人間だ。と言う思いが込み上げて、直ぐに仏間に引き返す。襖は開いていて、うささんも未だ同じ様に座っていた。私はうささんの後ろから両脇に手を回してしっかり掴むと、そのまま手前に引っ張った。ずるっと毛だけが動いた感触がして、毛の下からは酷く肌色の人間が出てきた。目鼻は余り無くて、肌色の顔まで覆う全身タイツを着ている様な小柄な人が、横座りのまま微動だにせずいる。私は声にならず、うささんを放置して食堂に戻ろうとするが、廊下に出た瞬間に何かが閃き、やはりあれはうささんだと確信する。くるりと仏間に戻ると毛皮から半分出てきて座っているタイツ人間の脇腹辺りに両指を掛けると、めりっと左右に割った。中は真っ暗な空洞で、最初より一回り小さいうさぎが入っていて、やっぱりうささんだったと私は酷く満足して、靴を履いて外に出ると、浜松駅の地下にある銀行に向かった。地上へ吹き抜けになっている広場にある噴水の水飛沫が涼しく、うささんの柔らかい感触の余韻が未だ心地好く残っている。

 浜松駅の地下に銀行は有りません。
 うささん…気持ち悪いな。
 「うささん」は確か妹の命名です。
 兎形のあらゆるものを「うささん」と呼んで居ました。

 今日、職場のM兄さんと御喋りして居て、
 M兄さんの娘が兎を飼いたいと言い出した話を聞いて、今日の夢を思い出しました。
 兎を飼うのかしら。
 意外と動きが素早いらしい兎。
 庭に出して置くと、穴を掘って逃げ出すらしい兎。
 夢の様に、柔らかいのかしら。

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 頂き物。
 兎では無く、青い猫の器。
 


 



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2008年06月04日

未来ごっこ。

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  激うまアイスの実。
  うらごしピューレ。



 
 本を読んで眠ったら、是んな夢を見ました。
 今日の夢。
 
 戦争が始まっている。赤茶色の粘土質の土を盛り上げて作られた大きな蟻の巣の様な都市。どういう構造なのか、天井や壁が所々大きく空けられて直射日光が差し、全体的にとても明るい。本当に蟻の様に土の部屋を行ったり来たりする兵士は、殆んどが八十歳以上の爺ばかりだった。それでも訓練に耐えられるらしく、年齢よりは若々しい動きで武器や荷物を運んだり、ランニングしたりしている。頼もしいと言うよりは、ヘルメットをちょんと頭に乗せてほっほっほっと走る姿は愛らしい。他には幼い子供達が走り回っているばかりで、若い人間は一人もいない。
急に鋭い警報が鳴り響く。壁に設置してあるスピーカーが警告を叫び続ける。「敵襲ナリ敵襲ナリ各部隊持チ場ニツケ繰リ返ス敵襲ナリ…」しかし警報は遅く、敵は既に内部へと侵入しているようだった。先程迄の和やかな空気は一転、銃声や叫び声の上がる戦場となる。老いた兵士達が走り回る中、佐々木蔵之介さんが迷彩服にヘルメットを被り、銃を抱えて自分も前線に向かいながら「第二部隊はこのまま急いで進め!お前は十三隊に合流しろ!大砲を止めるな!!」と後方へ指示を出している。上を見ると明かりとりの天井から、土壁に一体化して作られた大砲が見えた。敵の銃から集中的に狙われているらしく、バチバチと細かい弾が絶え間無く当たっている。と、バアァンと爆発して大破した。崩れ落ちる大砲と壁。叫び声。
気付くと広い部屋に追い詰められていた。兵士が十五人、女子供十人程。もう生き残っているのはこれで全てだ。敵兵士の銃口に囲まれているので動けないが、私は目だけで見回して蔵之介さんが無事かどうかを確かめたかった。と、敵の銃の前に女の子が進み出て叫ぶ。「あんたたちは私たち民間人を解体する部隊なんだろ!やってみろよ!」私には「解体」が解剖を意味するのだと分かった。
 
 
 先日、銀様が本を貸してくれました。

 一冊目、伊坂幸太郎「重力ピエロ」。
 面白い。
 とても和やかな文章。
 進行してゆく現在にふっと回想が、其れこそ重力を無視する様に不意に入り込む。
 誰もが癒えない傷を持ちながら、唯、自分に誠実に生きている。
 オングストロームの彼女と夏子さんが好きです。
 映画化するみたいで、其方も楽しみ。

 二冊目、坂東眞砂子「花の埋葬」。短編集です。
 えーと是は…
 自分の夢日記を読み返して居る心地で御座居ました。特に「追憶の部屋」と「蝉時雨」。
 好きなのは「恋の原石」と「ピンポン・ナイト」。

 銀ちゃん有り難う。良い夢見れたよ。
 今度はカレー食べに行こう。

 
 今月、尾張旭市で器の展覧会に参加致します。
 其の為(だけじゃあ無いのだけど…)、忙しい日々です。
 運転中は、林檎嬢の御唄を叫び歌うか、一言も発せずに居るかでした。
 浮き沈み。

 

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2008年05月11日

過保護な母と遭遇する。

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 今日の夢。

 コンクリートの廃ビルの中。私は紺色の学生服を着ている。膝丈のスカート。暗い廊下を歩く。右側の扉の無い部屋の入り口から明かりが見える。部屋の入り口に立って壁に左手をついて中を見る。コンクリートの十畳程の部屋にコバルトブルーの絨毯が敷いてある。奥の左隅に絨毯と同じ色の服を着た女が立っている。飴色の肩までの波打つ髪。振り返った顔に見覚えは無いけれど、このひとは私の母親だと分かった。振り返るなり女は「そんなところで何をしているの!早く眠りなさい!ねぇお願いだから。早く眠ってちょうだい。お願いだから!」と怒鳴る様な慈しむ様な声音で叫んだ。私は殴られるのかと身構えるが、女は意外にも優しく肩にそっと指を当てただけだった。それはぶたれるよりも私を悲しい気持ちにさせた。過保護な母親だと思った。私は踵を返すと、直ぐ目の前に布団が敷いてある。背後では母親がまだ喚いている。私は布団に潜り込むと、目を見開いて部屋から洩れる明かりを間接的に見つめながらじっと聞き耳を立てる。やがて静かになる。私は布団の中から分厚い板ガラスの塊と、電動の小型ダイヤモンドソーを引っ張り出すと、ガラスを一センチ幅に切り始める。余り音を立ててあの女に気付かれない様に、ってダイヤモンドソーのモーター音だけでもうるさい。でも何故か気付かれない様だった。布団に横になりながら一心不乱に削っていると、不意にぐっと髪の毛を捕まれて布団から引きずり出された。やはりあの母親が暴力を奮うのだと思ったら、見知らぬ女子高生だった。私は一目見て私の姉だと分かった。私は髪を捕まれて半身を起こしたまま、二、三度腹を蹴られてから、頬をひっぱたかれて床に突っ伏した。目線だけで見上げると、彼女はさっきまでの暴力が嘘の様な優しい声で「あのピアノは誰が触れたぎり、使われていないの?」と言った。
 
 「山月記」を読んで、
 其れから夏目漱石「こころ」を読みながら眠ったら、斯んな夢を見ました。

 映画の「さくらん」を見たら煙草が喫みたくなった。
 家具やステンドグラスや灯りや着物ばかりに目が行く。
 チーズを摘みながら梅酒。 
 
 
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cubic_garden at 23:18|PermalinkComments(571)
自己紹介
ちゃこ
    硝子に携わる。
    油絵を少々。
    歌が好き。
古文書保管所