立方箱庭

　印象深き昔の夢第二弾。

　以前住んで居た家。上に収納があるせいで一段天井が低くなっている所に置いてある本棚の前。雑誌や薬箱等が置いてある。父と母の物置きで何が何処にあるのかは薬箱と三毛猫ホームズの小説の場所しか知らない。本棚には目隠しに真っ赤な布が掛けてある。白い花か動物の柄が細かく入っている。私は何かを探したくてこの本棚の前にいるのだが何を探したいのか明確に分かっていない。ここで適当にあされば思い出すだろうと思い、探そうとする。しかし目隠しの赤い布がやけに風にあおられてはためいている。ここはアパートの四階で海風が強いし北と南の窓を開ければかなり風が通る。しかし今はこの赤い布だけがバタバタとはためいては纏わりつき、台風の中に居る様だ。本棚に手出しすら出来ず、先に母に聞いてみようと思い、直ぐ右の台所に行く。ダイニングテーブルを挟んだ向こうで父と母が並んでこちらに背を向け流しで皿を洗っている。テーブルの上に飾ってある小さな花から目を上げながら、何かおかしいと思う。あのさ、と切り出そうかと思ったが目を上げて台所を見ると。たくさん紙が貼ってあった。本当なら、頭上に収納があるごく普通の台所だ。しかし今は流しとガスコンロの部分だけが入る奥行きと人の高さに壁が掘られた様になっている台所だった。まるで浅い洞窟だ。そこで並んで皿を洗う二人のちょうど頭の部分が隠れる様にメモ用紙やら藁半紙やらトイレットペーパーやら付箋やら紙類がばしばし貼ってある。向こうの嵐の余韻で紙が少し揺らぎ、辛うじて二人の髪が見えた。でももう変化は既に始まっていた。だから二人に声がかけられなかった。最初、父はどこか父じゃない、と思う。父は典型的日本男児体型で背もそんなにすらっと高くないけれどやけに体つきが丸いような。年で太り気味のせいかしら。まるで女のよう。ほらほらお尻なんか特に。肩も丸い感じ。でもあの頭は父だよね？母は母でこの年の女性にしては背も高いし標準体型だがこんなに骨ばっていたかしら。まるで男のよう。変化は本当にゆっくり私を徐々に混乱させていく。二人の輪郭は次第にぼやけ始め、曖昧な存在になっていく。二人はもう大体、同じものになってしまったようで、私はもうどちらがどちらか分からなくなっていく。


　大学入って一年しない頃に見たかな。
　「両親をどちらがどちらか分からなくなった夢」は中々怖かったです。
　起きて思い返した時が一番。
　見ている時は殆ど怖くは無かったのだけれど。
　寧ろ混乱。朦朧。
　おやおや、はっきりと覚えている朦朧って。
　矛盾。

　ほんとうに　面白い人達が居るものです。

　会う時は皆、優しくて
　そして
何かしら事件を起こして居る。

　其れを話してくれて。
　其れでも明るくて。

　あの時から　何も、なあんにも変わって無いのは
私だけじゃあないかしら。

　何も起こらず起こさず変わらずに。
居たのじゃあないかしら。

　いつも羨んでばかり居ります。
　私も譲れないものが有って此処に居る筈なのに。

　自分の停滞さを再認識出来ます痛烈に。
　有難う。
　いつまでも友達と思っていても大丈夫ですか。なんて
　言わずとももう私は斯う決めてしまって居ります。

　斯様な人達の記憶に残る事も　許せる様に成らなくては。

　名前の由来通り、チョコが大好きなﾜﾀｸｼです。

　最近食べたチョコの感想を。

明治製菓様

　◆リッチフラン 粒々ブルーベリー＆カシス
　　中々。
　　二層のチョコとビスケットにもベリーが入っているのが良いね。
　　何時ものフランのふわっとさくっとした食感に加えて
　　甘酸っぱい果肉の粒々アクセントが素晴らしい。
　　甘過ぎないし、美味。

　◆リッチフラン 粒々カカオ＆プラリネ
　　中々。
　　なーんだ普通の味か、と思いきや中々。
　　プラリネショコラ、全粒粉も好き。良いね。
　　是又甘過ぎず。ビターショコラの上掛けが効いてます。
　　この粒々はアーモンドかと思っていたけどカカオだって。
　　まあ結果的に良し。


森永製菓様

　◆フリュイ＜フランボワーズ＞
　　まあまあ。
　　カシス系好きなので。味は良いね。甘酸っぱい。センチメンタル。
　　あれ、今ＨＰ見たらつぶつぶの食感がアクセントって書いてある。
　　･･･無いよ？
　　つぶつぶよりはさりさりって感じ。つぶつぶしなくて良いよ。
　　それよか舌触りなめらかな方が合うかなあ。
　　まぁ、　どっちかにして!!

　◆フリュイ＜ブラッドオレンジ＞
　　ふーん。
　　うーん。フランボワーズもブラッドオレンジも味は
　　正に其れ!!の味なんだけど。
　　「オレンジ」では無くて「ブラッドオレンジ」の味なのだけれど･･･
　　チョコに合うのかな･･･うーん。
　　後、こっちはつぶつぶって書いて　無いけど
　　つぶつぶよりはざりざりって感じ。私的には一寸辛い程に。
　　粉末混ぜたみた(以下自主規制)。
　　えっと。
　　fruitがきちんと仏蘭西読みでフリュイの片仮名表記なのが好ましいでっす！

　森永製菓様には次なるニュウリリース！
　　紫芋のチョコ、「彩 紫(Ayamurasaki)」　期待して居ります。


　猶、当日記は、明治製菓株式会社及び森永製菓株式会社（順不同、敬称略）とは一切関係が御座居ません｡
　其等に関わる一切の知的財産権は、其々会社に帰属致します。です。
　全ての製菓会社に頑張って素晴らしき御菓子を産み出して戴きたいのです。

　パイプ椅子三つをフル活用で睡眠。其の所為か、可笑しな夢を。

　目の前に某Ｇさんと某Ｋりんの彼氏Ｒ君が居る、満面の笑みで。何でこの二人。絶対やばい、と思い、イイヨ要ラナイヨと言うが二人して何やら私に薦めて来る。やたらピンクのペンケース(フリル付き)やらピンク地に白い猫(確かキティちゃんが飼っていると言うあの猫)の絵付きのノート及びペン類、鞄、何か分からないけれど箱等、もうどれもピンクに白いレースやらフリルやらの付いたぶりっぶりの物を二人が笑みを崩さずに延々と薦めて来る。其れ等をまとめてはい、とＧさんに渡され、私はもう嫌悪感を通り越して呆然とする。多分最高に厭な顔をしているであろう私の顔を見て二人は満足そうに頷きあっている。

　先ず。
　何でＲ君!!　出んの!?
　久し振りに会ったからかなあ。態々カメラマンとして(後、運転手もか。)
来てたのが余程印象深かったか。よく来るなあと。
　で。
　何でＫりん出ない!!?
　Ｒ君出るにしてもＧさん出るにしてもＫりん必要でしょう？
　この二人の接点、君だよ？
　何で是の二人の組み合わせかなあ･･･

　昨日は疲れた･･･

　朝八時からバイトだったのに七時五十五分に起床でおーいと思ったけどバイト先迄三分の我が部屋。だって近いから此処にしたんだもん！イエィ。な気分で急げば何時もは閑散として居る花屋におおおおお！ひいふうえっと他店舗の社員が五人にバイト一人、此処のチーフ一人パート二人バイト三人!!まあ！じゃなくて、ベテランパートと社員さん一人は三千円からの高い花束作りで他総勢で既に束ねてある花束のラッピングを流れ作業で九時予約の方からさくさくと。私はリボン付け担当。昨日数えた所では、作った飾りリボン百四十個･･･明らかに足りん!!予約三百束とかゆってるしチーフ！知らんよ！有るだけでやるからね!!

　･･･後はずっとリボンを付けて居りました。ああ、そう言えば途中で無くなりましたよリボン。だから私が作りましたよ。ひとりで。リボン作るの下手なのに。皆様、他にやる事たっくさん有りましたので。ひとりで。御蔭で今日も爪が痛いです。
　まあ十三時になる迄には色々有りました。渡し違い疑惑とか渡し忘れ発覚とか。
思ったよりは恙無く。

　十三時からバイトを中抜けして卒業式を終えた後輩の元へ。
あ〜♪皆、袴ちょ〜可愛い〜って感じー♪激写！激写!!激写!!!
　よし。十七時。バイト。


　あー皆様、御卒業御芽出問う御座居ます。